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Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド
リリース6.0
B25767-02
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データ・ストアのサイズの指定

この項の内容は次のとおりです。

一時メモリーおよび永続メモリー

TimesTenは、連続した単一のメモリー領域内に2つの個別のメモリー・パーティションを作成してデータ・ストア領域を管理します。1つのパーティションには永続データが格納され、もう1つには一時データが格納されます。

データ・ストアのサイズ変更

永続データ・パーティションおよび一時データ・パーティションのサイズは、データ・ストアをメモリーにロードする際に設定され、データ・ストアがメモリーに格納されている間は変更できません。いずれかのパーティションのサイズを変更するには、メモリーからデータ・ストアをアンロードし、PermSize属性またはTempSize属性の値を変更して再度接続する必要があります。ttStatusユーティリティを使用すると、データ・ストアに接続するプロセスを検索し、停止することができます。データ・ストアのサイズ変更の完了後、データ・ストアをメモリーにリロードします。

データ・ストアがレプリケーション用に設定されている場合は、レプリケーション・エージェントを停止する必要もあります。データ・ストアのすべてのレプリカに対してデータ・ストアのサイズを再設定する必要があります。データ・ストアのサイズを変更した後、データ・ストアをメモリーにリロードし、レプリケーション・エージェントおよびキャッシュ接続(接続していた場合)を再起動します。

メモリー不足の警告受信

TimesTenには、メモリー不足の警告を発行するタイミングを指定するPermWarnThresholdおよびSqlQueryTimeoutの2つの一般接続属性が用意されています。いずれの属性も、パーセントで値を指定します。

メモリー不足の警告を受信するには、アプリケーションで組込みプロシージャttWarnOnLowMemoryをコールする必要があります。

また、これらの属性によって、SNMP警告のしきい値も設定されます。『Oracle TimesTen In-Memory Database APIおよびSQLリファレンス・ガイド』のSNMPトラップを使用した診断に関する章を参照してください。